仕入先、輪島塗の桐本さん、NHKプロフェッショナルに出演
忘れもしない、2024年1月1日、穏やかだったはずのお正月、
日本中に大きな衝撃が走りました。
能登半島は、漆器「輪島塗」と陶器「珠洲焼」の名産地でもあります。
弊社、仕入先で能登半島の地で200年以上、「木と器」の仕事に携わってきた「桐本家」
今回7代目当主の「桐本泰一」氏が、下記の番組に出演されます。
桐本さんのうつわは、工芸品では無く、使える漆器(輪島塗)として、作られています。
弊店に展示しているキリモトさんのうつわ
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NHK
プロフェッショナル
仕事の流儀
[能登のプロフェッショナルたち]
初回放送日: 2024年3月11日
午後10時から
復旧のただ中にある能登の被災地、もがき続ける人たちがいる。かつてプロフェッショナルで取材した、
世界一のジェラート職人・柴野大造。
被災した生産者たちとの再会と再起の一品。“日本酒の神様”と呼ばれる能登杜氏・農口尚彦は、後進へと技をつなぐためにある選択を。
そして、“不屈の桐本”と呼ばれる輪島塗のリーダー・桐本泰一。輪島塗を愛する男が“不屈の器”に込めるもの。
能登にはプロフェッショナルがいる。
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私も視聴します。皆様も是非。
1月1日
震災のニュースを、メディア各局が報じはじめてすぐ私は、Facebookの桐本さんのページを開きました。
まずは、安否がとてもとても心配でしたが、数時間後に桐本さん自身が「家族全員無事です」という、投稿があがり、まずは安堵いたしますが、その後も挙げられてくる画像は、無残とも言える光景が広がっていました。住処はほぼ全壊、工房も建物は耐震構造だったので、残っていますが、製品や道具などは破損等が多々あり、仕事を再開するどころか、生活以前のライフラインを立て直すところからのスタート。
桐本さんは、私達の想像を絶するほど、心身共に疲弊されてらっしゃるはずであろうに、発する言葉や動きは、前をそしてこれらかの輪島の事を考えながら、一日も無駄にするまいという姿勢を感じます。
桐本さんのうつわを再び手に取れるのは、もう少し先だと思いますが、いつか必ず。