
8月21日に東京で当店が出展させて頂いた コーディネーションアカデミージャパン主宰、秋篠野 安生 先生主催のイベント
〜コーディネーションアカデミージャパン 創立33周年記念
秋篠野安生 & 生徒 作品展
『季節の声が聞こえますか 駆け抜ける風がみえますか』〜
あれから2カ月が経とうとしています。
2カ月経過した10月、先生が当店に来てくださいました。
(トップの画像は、秋篠野先生(真ん中)、お嬢さんの友伽さん(左)、そして私(右))
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秋篠野 安生 先生
コーディネーションジャパン 主宰
空間・環境デザイナー
空間デザイナー・ホテルデザインコーディネーターとして
国際会議や政財界のレセプションデザインなど手がけまた、
パリ・インターコンチネンタルホテルにて作品展発表など、多くの空間を演出されています。
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8月のイベント出展と10月の秋篠野先生の来店
先生に実際お会いするのは2度ですが、25年ほど前に食器をテーブルコーディテートをする仕事に携わることになった時に
非常に影響を受けた先生の世界観。
影響を受けた先生に実際お会い出来るなんて思いもよらぬ出来事で、それも自然な流れでした。
25年前、当時勤めていた設計会社で、業務用の食器のショールームのリニューアル工事を設計施工を請け負い
設計アシスタントだった私は、定期的に現場に顔を出していました。
そして、引き渡し後、リニューアルオープンする時、ショールーム内のディスプレイ担当が私でした。
まずプレートの絵柄を決め、その絵柄に合うのはカジュアルかフォーマルか、ランチかディナーのセッティングにするか等
テーマを決める。
それに合わせたグラスやカトラリーやナプキンを選び、お花を選ぶ。この一通りの作業は私にとっては初体験でしたが、わからないながらも
ショールームのスタッフの方に教えて頂き、自分でも関連本手にし無我夢中でディスプレイしていたのを今でも覚えています。
テーブルセッテイングって面白い!これが業務用食器との出会いでした。
別の理由で設計会社を退職したあと、求人広告にたまたま出ていた、その食器のショールーム。
食器の世界に魅せられた私は、運よく就職することが出来たのです。
ショールーム勤務時代に書店で出会ったテーブルコーディネートの本のひとつ
「あいの食卓」
著者は 秋篠野 安生 先生
この本の世界観は、私の中ではどの本よりもしっくりときて、ショールームのディスプレイをする際、参考にさせて頂きました。
和食器と洋食器を美しく合わせていて、非日常的なコーディネートですが、どこか和み癒され、
又、季節のテーマも私達日本人が重んじている「こと」だったりと、本を見てはショールームで表現し、見ては表現しと、日々そのくり返しでした。
「あいの食卓」で多く登場していたの素材が、「硝子」
脇役だったり主役だったりと、色んな使い方をされていて、うつわの素材の中で「硝子が好き」という自分の好みもこの頃からだったかもしれません。
今も当店で扱っている「菅原工芸カ硝子」は、「あいの食卓」で多く登場しています。
ショールーム勤務から営業部に転属してから、テーブルコーディネートから遠ざかり、手元にあった「あいの食卓」もいつのまにか無くなってしまいます。
それから時は流れ流れて2年半前に独立
独立して間もなく、札幌でテーブルセッティングや空間のコーディネートのお仕事をされている方と出会います。
その方にある時、「これ母の本だから良かったら・・・」と本を頂きました。
それが、「あいの食卓」。私の手元から離れていった本でした。もうびっくりでした。
無くした本が手元に戻ってきた!という驚きながら、秋篠野先生の娘さんの友伽さんが札幌に在住しているのも驚きで
私なりの解釈として「原点を忘れないで」ということを教えてもらったような気がします。
今年の8月21日、娘さんの友伽さんのサポートで、東京紀尾井町のホテルニューオータニで開催された、「秋篠野安生&生徒作品展」
と同時開催するテーブウェアの受注会。当店が出展致しました。当店のセレクトは来場する皆さまのそして先生に受け入れてもらえるのだろうか。
大きなプレッシャーでしたが・・・・。
当日は大きな心配は嘘のように、多くの皆さまに手を取って頂きました。
◆出展させて頂いた時の様子
◆作品展の様子


◆秋篠野先生の作品
◆そしてお嬢さんの友伽さんの作品