
ジャン・デュポ ライヨールシリーズ
1920年ピエールデュポによって設立されました。はじめは小さな工房よりスタートし息子のジャン・デュボの代で成長し、その名がブランド名「jeandubost - ジャンデュボ」となっています。ゾーリンゲンと並ぶフランスの刃物の町、ティエールに位置し、製造における多くの工程が代々技術を引き継ぐ職人によりハンドメイドで作られています。数あるコレクションの中から蜂のエンブレムで知られる「ライヨールシリーズ - LAGUIOLE」を取り扱っています。

商品の事を話す前に
ライヨール・・とかラギオールとか・・シャトーラギオール・・とか沢山あるけれどどうして?って思ったことありませんか?
LAGUIOEはフランスの村の名前。
ラギオールとかライヨール方言によって言い方が違い混在しているというのも要因のひとつかもしれません。
又、ライヨール(ラギオール)というブランドネームでソムリエナイフやカトラリーも多くあります。
刃物に関しては、ワインやチーズなどのような原産地名統制制度(AOC)もなく、商標登録も出来ないそうです。
どれがニセモノとか本物とかという基準ではなく質を見極めるというのが大切だよということなのかもしれません。
ライヨール村は刃物づくりとしての歴史は古くフランス製アウトドアナイフの起源と言われています。16世紀頃とか。
その後、鍛冶職人が村を離れ、19世紀頃ティエール地方が刃物産地として確立されていきます。
ソムリエナイフの王様のシャトーラギオール(SCIP社)もティエール地方で生産されています。
話はジャン・デュポのライヨールシリーズに戻ります。
クラシックでありながらカジュアルに楽しめます。
柄の色もブラック・パリスレッド・ステンレス・カラフル色etc
今年の10月、東京の商社に行った時にひと通り見せて頂きましたが、コーディネートが愉しくなるカトラリーだなと思い取り扱うことに決めました。
そして、商社の方の商品に対する思いも自然に伝わり、長く扱っていきたいなと思いました。

何より実用的だということ。画像には載せていませんが、ジャムスプーンやブレッドナイフなどもあります。
ナイフの刃先からわかるように、切るものを容赦しない・・という存在感。
ファンが多いのも頷けます。